Yanagisawa の最初の製品　テナーサクソフォン第1 号（T-3）1956年製　#225684オリジナル　ケース　ネック　マウスピース　リガチャー　キャップ付きHighF＃キー無しヤナギサワ　T-3は、ヤナギサワのサックス第1号モデルです。（ヤナギサワサックスの歴史は→「ヤナギサワの変遷」を参照してください）https://www.yanagisawasax.co.jp/history.html見た目はBuescherとConnの良い所獲りなので、1台で当時のサックスたちの面影を感じる事が出来る、オトクなサックスです。サイドキーは「Conn6M」と「Buescher aristocrat」を掛け合わせたようなデザイン。ベル部の彫刻は、Conn new wonderのようです。そして極めつけ、最大の外観的特徴は、ベル部の「Martin Committee」ゆずりのワイヤー状キィガード！ベル部のトーンホールが、今のサックスと反対の、左サイドについています。見れば見る程、吹けば吹く程、楽しい発見がある「ジャパン・ビンテージ」T-3です。低音域テーブルキイの操作には慣れが必要ですが、アメリカンヴィンテージ楽器の様な低音域に独特の響きがあると言われています。吹奏するにはオーバーホールが必要です。既にお持ちの方が部品取りに使われるのも良し。リラッカーが施されていて、サムフックの辺りの管体に凹みがあります。またオクターブキイの動きをネックに伝えるピンが外れます。(外れたピンは同封致します。)ケースの鍵は壊れいる状態です。　それ以外は比較的良い保管状態だと思います。オーバーホールして愛用するつもりで今年4月に購入しましたが、よりふさわしい方に保有して愛用頂きたいと思い出品します。